2007-09-28

授業見学(慶應義塾湘南藤沢中・高等部)2日目


今日は、様々なタイプの授業を見学することができました。どの授業もそれぞれ特徴があり、非常に参考になるものばかりでした。詳細については、後ほど報告します。

見学した授業は以下のとおり

・ 1時間目 高1 保健の授業 「アルコールの害」
・ 2時間目 中3 情報の授業 相互評価のフィードバック 食糧危機に関する学習 新聞記事データベースの検索
・ 3時間目 高1 地理の授業 気候区分 教科書からの発展 内容は大学レベル
・ 4時間目 高1 科学の授業 実験 データのまとめ
・ 5・6時間目 高3 選択情報「表現活動」 クレイアニメーション発表会6時間目以降 大学奥田教授の授業参観「イスラーム」

その後、ハムゼの宿舎にて、岸、植野、ハムゼの3人で以下の3点についてディスカッションをしました。
ディスカッション(1)効果的なTeam teachingとUNRWAの学校への適応可能性について
ディスカッション(2)表現活動の重要性とUNRWAの学校への適応可能性について
ディスカッション(3)UNRWAでManagement Class Skillをどう育成するのか

これまでもディスカッションや振り返りはしてきたのですが、日本とシリアの教育システムを比較するだけにとどまり、それをどのようにUNRWAに適応できるかというところまではディスカッションできていませんでした。日本の教育を知り、理解するだけでは、UNRWAの教育に貢献することは難しいでしょう。既に日本にいるこの時点でしっかり考えていかなければいけないと思いました。そこで、今日からディスカッションの際には、必ず「日本の教育システムで参考になる部分があれば、それをどうUNRWAの教育に適応できるのか」という視点をいれることにしました。実際、この視点を入れることで今日のディスカッションは非常に意味のあるものになりました。新しいことを創造したり、知識を構築していくことはすごくエネルギーがいることですが、非常に意味のあることなので、がんばってこれを続けていきたいと思います。

写真 大学の授業

No comments: