2007-09-20

滋賀大学教育学部附属中学校1日目

9月20日は滋賀大学教育学部附属中学校へ
ハムゼと今野さんと学校見学に行きました.
訪問した時はちょうど教育実習期間ということもあり
50名近い教育実習生が滋賀大学から来ていました.

こうした教育実習の点もハムゼには新しい事だったと思います.


滋賀県内でも,成績の良い子供達が集まる学校という事もあり
また国立大学の附属中学校という事もあり,凄くユニークなシステムを取り入れていました.

授業で見て回ったのは三つの内容で


・中学校二年生の情報の授業

・教育実習生が行っていたカードを使った異文化理解教育

・クロスカリキュラムを取り入れたビワコタイム


中でもビワコタイムはハムゼにすっごく印象的だったのではないでしょうか?
実際の授業内の実践ではないのですが,クロスカリキュラムの中で
生徒達が1年生から3年生で一緒のグループを作り
自分達で興味のある事について,考え,調べ,議論し,発表していく.
自主的に取り組む姿はLCAの概念と似通ったものがあると感じました.

しかしハムゼはこれを普段の授業の中で盛り込みたいようでした.


それともう一つ,ハムゼが興味を持っていたのが生徒会のシステム
生徒達が投票で生徒会長を決める仕組みや生徒会の下部にあたる
各運営支部などがどのような形で運営しているのか

また,生徒達が組織運営の中で決めた決議内容に対して
教師達はどのようにしているのかなどを
積極的に質問していました.

ハムゼはこれをシリアにも取り入れたいけど,まだまだやる為には
課題が山積みである事を十分に気づいていたのですが
こうしたシリアのUNRWAの学校とまったく違ったシステムを知ったことは
ハムゼにとって大きな意味を持った学校見学になったと思っています.

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